教採合格なんて,簡単に勝ち取れるんですよ!

パフォーマンス力向上

【教員採用試験のバイブル】

 

つい最近のことですが,ある一つのきっかけのおかげで,久しぶりに頭脳をフル回転させることができました。

 

そのきっかけとは,いわゆる就活(一般企業・上場企業などへの就職活動)の面接本を読み直したことです。

 

読んだのは,『ロジカル面接術 2020年版』です。

 

 

実は,この本,十数年前に初版が出たのですが,その時から,ずっと大ファンの本です。

日本の面接対策本で,この本ほど,よく書けているものはないと,私は感じています。

 

思い起こせば,私は,十数年前は,教員採用試験の受験者だけではなく,行政職の公務員を目指す人,そして,一般企業の就活をしている人の面接指導もしていました。

 

それで,上述の本の初版を十数年前に読んだのですが,最近は,教員採用試験の講座の担当が,私の仕事のほぼ100%になってきているので,私の視野も次第に教採に限定されてきていました。

少し,刺激が欲しいと思い,この就活用の面接本をもう一度,最新版で読み返してみました。

 

新たな刺激に襲われました。

その刺激というのは,やはり,就活は「ままごと」ではないということです。

私が言う「ままごと」とは,「自分は頑張っているから,評価してもらえるだろう」とか,「自分はXXになりたいのに,なぜ採用されないんだろう」とか,「面接官に聞かれたから答えたのに,なぜ,あんなに面接官に追加質問されたり,反論されるのだろう」といった,甘えた考えに満ちた思考様式のことです。

 

就活には,ままごとは通用しません。

企業は,あなたに価値があると思えば採用します。

価値がないと思えば採用しません。

 

就活は,何十社もエントリーして,多くの企業に門前払いされ,多くの企業の面接で,それこそ「フルボッコ」にされ,いくつかの企業でやっと内定をもらえる真剣勝負です。

 

企業での就活の面接は,本当に厳しいものがあります。

いい加減な自己アピールや志望動機では,歯が立ちません。

大学のブランドも物を言います。

話し方も話術もルックスも物を言います。

もちろん,最も重要なのは,価値ある人材,企業に貢献できる人材だと判断してもらうことです。

 

翻って,教員採用試験を考えてみます。

残念ながら,「ままごと」感覚の人が多すぎます。

 

「頑張っているのに,合格できないのが理解できない。」

➡ 採用側は頑張りだけを評価するのではない。優れた教育ができそうかを評価する。子供がついてきそうか,保護者が納得しそうかを評価する。そもそも,あなたは,あなたの頑張りを客観的に自分自身で評価してもいないし,それは採用に値する頑張りなのかを立証してもいないし,採用側には伝わる言葉で表現する準備もできてはいない。

 

「面接官が質問したから答えたのに,圧迫面接のようになって,なぜ,そうなるのか理解できない。」

➡ 面接官の質問に事実だけを答えても意味はない。面接の質問はアンケートでも世論調査でもない。面接官を納得させることが必要。面接官を共感させることが必要。相手を納得させることもできない人が,教師になれるわけがない。

 

「なぜ,有名大学の人が合格しやすいのか理解できないし,不公平だ。」

➡ そもそも基礎学力のレベルが違う。有名大学出身の人は学力が高く,問題発見・問題解決能力も高い人が多い。優秀な人が多いのが有名大学。だから,自然と合格率や合格者数も多いだけ。当たり前のこと。あなたが有名大学出身ではないのならば,有名大学出身者に勝てるあなたの強みを探して,それを採用側に伝えることが必要。

 

「自分には特に強みもなく,経歴も複雑だが,教師になりたいという想いは誰にも負けない。なぜ,合格しないのかがわからない。」

➡ 強みがなければ採用されるわけがない。経歴が複雑ならば,その複雑さの中から,強みやあなたの信念を紡ぎ出さなければならない。教師になりたいという想いをどうやって証明するのかの検討もなく,採用側に響く言葉にもなっていない。採用される人材になっていない。

 

教員採用試験を受験する人の多く(すべての人とは言いません)が言っていることは結局,次のことです。

 

私は教師になりたい。でも,合格させてもらえない。これが理解できない。

 

はっきり言って,負け犬の遠吠えです。

 

教師になりたいのは理解できます。でも,採用側は,優秀な人材から採用します。誰が優秀かは,筆記試験であったり,個人面接で評価します。

 

筆記試験でも大した得点を取らない。

面接でも自分の強みを表現できない。

 

合格するわけがないではないですか。

 

私(河野)がこういうことを言うと,ブログ読者の一部は,「また挑発的なことを言っている」という感想を持たれるようです。

「挑発的」な意見ではありませんよ。

事実を,真実を語っているだけです。

 

全員とは言いませんが,教員採用試験の受験者は,甘えん坊で,「ままごと」のような受験ばかりしています。

だから,不合格になるんですよ。

だから,不合格が続くんですよ。

 

教員採用試験の受験者の多くは,自分も児童生徒のように扱って欲しいのです。

 

良いところを発見して欲しい。

自分の心に寄り添って欲しい。

カウンセリング・マインドで接して欲しい。

厳しいことは言わないで欲しい。

 

残念ながら,こんな願いが叶えられることはありませんよ。

 

教員採用試験の受験者は,社会人・職業人として,扱われるのですよ。

 

ダメならダメと言われます。

強みがなければ採用されません。

くだらないことを面接で言えば,突っ込まれます。

あなたを採用する義務など,採用側にはありませんから。

 

最近,私はツイッターで質問箱というのをやっています。

既に700近くの質問に答えたでしょうか。

 

素敵な質問も,無礼で愚かな質問もあります。

それはそれで致し方のないことで,気にしないようにしています。

 

ただ,圧倒的に気になるのが,「甘えん坊」で「ままごと」のような気持ちで,教員採用試験に臨んでいる人が多すぎるのです。

 

教員採用試験も就職試験であり,就職活動です。

当然,優秀な人材から採用されます。

 

強みも発見せず,語りも下手で,なんの取り柄もない人が,「なぜ,私が合格できないのかが,理解できない」といったことを言い出します。

むしろ,そんなあなたが合格することが仮にでもあれば,その方が,私には理解できないと申し上げたいくらいです。

 

こういうことを書くと,また,挑発的だと言われますね(笑)。

 

「甘えん坊」で「ままごと」感覚で教採を受験する人は,厳しい側面を見ることをしません。

厳しい言葉からは逃げ出します。

 

「甘えん坊」で「ままごと」感覚で教採を受験する人は,いつでも自分を癒してくれる人,自分の弱さを見えないようにしてくれる人を求めています。

 

自分に安心感をくれる人だけの話を聞きます。

自分に厳しい言葉を投げかける人の話からは逃げ出します。

 

だからこそ,毎年のように不合格になります。

だからこそ,面接での評価は最低ランクです。

 

それでも,癒しと優しさだけを欲しがります。

自分の力では教採に合格しないと自分では分かっていても,「頑張ればなれるよ」という人の言葉だけを探しています。

そして,不合格は続きます。

 

私(河野)のことを怖いという人がいます。

全然,怖くないですよ。

受講生なら,みんな知っています。

私は,エンジェルです。

でも,本気で合格に導くというプロフェッショナルな心を捨てることは決してありません。

 

私は,受講生を叱ったり,怒鳴ったりすることは,絶対にありません。

私は,いつも,冷静に科学的に,どこが優れているか,どこが良くないかを指摘してコメントします。

多くの場合,私自らが,模範解答を演じます。

 

でも,ブログやSNSでしか,私を知らない人が,私のそういうコメントを「公開処刑」だと呼ぶことがあります。

 

面接講座の演習の中で,良い語りは良いとコメントし,修正すべき・工夫すべき語りへの助言コメントをすることが「公開処刑」だと言う人がいます。

そういう人は,ダメな語りでも,「最高!さすが!」とコメントし続けて欲しいのでしょうか?

 

最近,一般の就活の面接の本を読み,一般の就活をした若者の話を聞き,つくづく思いました。

 

教員採用試験を受験する人の多くは,「甘えん坊」で「ままごと」をしていると。

 

もちろん,教員採用試験を受験する人の全員ではありません。

優秀な教採受験者もいます。

本当に優れた学びと準備をしている人もいます。

 

しかし,その一方で,「ままごと」をしながら,甘えてばかりの人もいます。

 

でも,ここで,素晴らしいことに思い付きました。

 

教員採用試験の受験者の多くが,「ままごと」ばかりしている「甘えん坊」なら,そんなライバル受験者の中で,合格を勝ち取るのは,ものすごく簡単だということです。

 

就活の面接レベルの学びや演習を繰り返していけば,そんな「ままごと」をしている「甘えん坊」たちに負けるはずがありません。

 

就活の面接レベルは,簡単に達成できます。

戦略さえあれば,簡単です。

 

これだけで,10倍くらいの競争倍率なら,教採ならば,簡単にクリアできそうですね。

 

一般企業の就活に比べて,教員採用試験には「ままごと」ばかりしている「甘えん坊」が多すぎるというのは,考えようによっては,ビッグチャンスです。

 

あなたが,「ままごと」をやめて,「甘えん坊」を卒業し,自分の強みを発見し,自分の想いを固めて,それを効果的な言葉に変えて,伝えるだけで,合格は勝ち取れます。なにせ,あなたのライバルは,「ままごと」ばかりしている「甘えん坊」たちですから。

 

教採塾は宣言します。

 

「ままごと」はやりません。

「甘えん坊」は卒業してもらいます。

就活の面接レベルの学びと演習をします。

 

でも,

 

河野正夫はエンジェルです(微笑)。

 

教採塾を信じる人だけが,教採塾に集い,圧倒的な強さで教採合格を勝ち取る,そんな講座にします!

 

 

 

では,また明日!!

 

 

 

教採塾

河野正夫

 

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