一緒に学ぶ仲間というのは大切なものです!!仲間同士で切磋琢磨すると、教採合格もすぐそこです!!

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教採塾の講座には、様々な受講生がいます。

 

 

小学校志望

 

中学校・高校の各教科志望

 

養護教諭・栄養教諭志望

 

全国各地の都道府県(政令市)を志望する人

 

大学生(院生)

 

講師(臨採)の現職(経験)者

 

民間企業で勤務している人

 

主婦(夫)

 

無職で教採の勉強に専念

 

などなど

 

 

バックグラウンドも志望校種・教科も、多様です。

 

本当に多様で素敵な仲間がいるのが教採塾の講座です。

ただ、河野正夫を慕って来てくださる方が人数的に多いのは、最近は、保健体育、英語、そして、高校数学のようです(微笑)!!

 

特に、今年は、高校数学の方が多く、既に10人近くにのぼっているようです。

 

教採塾の受講生で、高校数学の合格定員を独占できるように、徹底的にご指導します!!

 

 

さて、広島校のあるコースですが、そこには、広島県の中学校数学を志望する人がいました。

 

教採塾は、なぜか、高校数学を志望する人は多いのですが、中学校数学の志望は3~4名程度で、そのコースでは、お一人だけが中学校数学志望でした。

 

その方が、「広島県の中学校数学の専門教養の勉強方法が知りたい」と講座で言っていたのを聞いて、同じコースの仲間の受講生さんが、以下のような精密な分析結果を送ってきてくれました。

 

送ってきてくれた受講生さんは、博学多才な方で、教員免許だけでも、中高数学、高校地歴・公民、高校情報、中学校社会などなど、たくさん所持していらっしゃいます。その他にも、各種資格などをどっさりとお持ちです。

 

そんな博学多才な方が、この中学校数学の志望者のために、広島県の中学校数学の専門教養の勉強方法を詳細に分析してくれました。

 

 

以下に送ってきてくださったものを転載しますね。

 

 

<転載開始>

 

【学習への基本方針】

 

1. 数3の対策は最後。

 

2. 数2Bは落とせない。全範囲・傍用問題集(教科書セットの問題集)を早く正確に解く練習が必要。(傾向はなんとなくあるが、簡単な問題がくるので全範囲さらっておくほうが良い。)

 

3. 数1は場合分けがある問題が1問。その場で考えたらわかるけど、10分でやらないといけないので(120分で13問用意されている)、一通り条件反射になるまでやっておかなければならない。

 

4. 数Aの場合の数・確率は「(その問題固有にしか使えない考え方を)知識として知っているか」でわかれる問題が多い。テクニックを網羅しておく必要がある。(レベルとしては高くない。これもその場で考えてたら時間切れ。)

 

5. 数Aの整数はマニアックに聞かれることもある。140で良いならここはさらっとでも良いが、160・指導法苦手・学部受験で整数対策をやっていないなら、少し丁寧な対策が必要。なお、中学教員の資質として考えれば、ここは丁寧にやっておくべき。(なので出題者側も出題してきていると思われる)

 

6. 数Aの平面図形は証明を聞かれることもある。オイラーの多面体定理を除いては手厚くやっておく必要がある。問題を解くだけでなく、自分で証明を即座に作れる状態にしておく必要がある。難問の経験より、証明をきっちりできるようにしておいた経験が生きる問題が多いような気がする(指導法も含めて)。中学教員としての資質を考えても手厚くやっておくべき。

 

7.データの分析は表面をさらっとさらう。マニアックな問題が出たら誰もできないので差がつかない。

 

8. コンパクトに押し込めるような書き方を事前に用意しておく必要がある(解答欄がせまいうえ横長という普通の数学ではありえない解答欄になっている)。また、計算スペースもほぼないので計算もコンパクトにできないとならない。

 

 

【基礎作りとしてやっておくべきこと】

 

1. 合格する計算1A2B

スペースを省略して計算をするコツの確認。

 

2. スタンダード1・A・2・B(確率分布を除く。受験編ではない)

範囲に抜けがないかの確認。チャートあたりでは重くて終わらないし無駄もあるので(高校数学で受けるなら別)。教科書付属の問題集の中では、一般人が最も入手しやすい。無駄に複雑な問題は除去されているので広島のレベルにあっている。ただし、解説はない(それで使えないレベルなら基礎をやる必要がある)。

 

3. 重要問題集・文系

文系版を使うのがコツ。広島とほぼ同じレベルを大量に集めたイメージ。類書の比較はしていない。

 

4. 高校教科書1A

・1の三角は定理を全て証明(できれば初等的手法で)できるようにする。

・Aは整数は証明もできるようにしておく。

・Aの幾何は、教科書を閉じて全部再現できるレベルでやる。

・Aは各社記述が割れているので、できれば2社以上(数研と他)使いたい。

 

5. 中学教科書

図形分野について、教科書を閉じて全部再構築できるレベルでやる。

 

以上は遅くとも、1月末までには終わらせておくべき。

 

 

【追加オプション】

 

6. 2次関数・2次方程式・2次不等式の場合分け

チャート系などできっちりと全パターンを網羅しておく。おっとりとければ良いでなく条件反射になるまでやる。広島の教員はこういうのが好きな性格の悪い人(出題者)が多いので必ず出る。

 

7. 整数対策

何か問題集を1冊投入する。現レベルと到達点をみながら(候補はいくつかある)。

 

 

【重症であることが判明した場合】

 

チャートを使うとあまりに重い。基礎問題精講をさくっと仕上げる。

 

[高校教科書の入手が面倒な場合]

長岡の教科書数1A+長岡の教科書数2Bあたりを使っても良い。

 

指導法は半分センスと実務なのでどうしようもない部分はある。他県の類題の解き込みとそれっぽい本をそのうち探すしかない。ただし、これらの対策をやる前提として努力でなんとかなるトレーニングはしておきたい。個人的には、それは教科書を完全再現する訓練だと思われる。したがって、必要な範囲で教科書はきっちり抑えておく。ここが受験勉強と広島の教採対策の違い。

 

難関校入試対策の価値観より、教科書+教科書セット問題集(+ベネッセの低学年模試)の価値観に近いのが広島の教採問題のイメージ。

 

<転載終了>

 

 

やはり、受講生仲間というのは、いいものですね。

 

こうやって情報を交換したり、シェアしたりして、合格に突き進むのは、素敵なことです。

 

 

教採塾には、素敵な仲間がたくさんいますよ!!

 

 

 

 

では、また明日!!

 

 

 

教採塾

河野正夫

 

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