今年の教採に必出の重大ニュース!!(特に保健体育教師、養護教諭、特別支援教育志望の方は必見です)

昨日、2014年5月29日、日本の各新聞は、今年の教採で特に注意する必要がありそうな重大ニュースを報道していました。

それは、日本精神神経学会が、次のような障害名の言い換えを発表したというニュースでした。

結論から言いますと、これまで普通に使っていた以下の障害等の名称が、新しい名称に変更になったということです。

 ◇変更された主な精神疾患名

 アルコール依存症→アルコール使用障害

 パニック障害→パニック症

 神経性無食欲症(拒食症)→神経性やせ症

 性同一性障害→性別違和

 言語障害→言語症

 注意欠陥多動性障害(ADHD)→注意欠如・多動症

 アスペルガー症候群、自閉症→自閉スペクトラム症

これは、今年の教員採用試験に出題されそうですね!!
ものすごく重要なポイントとなりそうですね!!

特に、

注意欠陥多動性障害(ADHD)→注意欠如・多動症

アスペルガー症候群、自閉症→自閉スペクトラム症

神経性無食欲症(拒食症)→神経性やせ症

アルコール依存症→アルコール使用障害

などは、教育の現場や、保健の授業などで頻繁に登場しますよね。
要注意です!!

以下に、毎日新聞の昨日の記事を引用しますね。

<引用開始>

精神疾患:病名に新指針 パニック障害は「パニック症」

毎日新聞 2014年05月29日

 性同一性障害は「性別違和」に、パニック障害は「パニック症」に言い換えを--。

日本精神神経学会は28日、精神疾患の病名に関する新しい指針を発表した。
本人や家族の差別感や不快感を減らすとともに、分かりやすい表現を用いて認知度を高めるのが目的だ。
学会は今後、医療現場などに新指針による病名を用いるよう呼び掛けていく。

米国の新診断基準「DSM-5」が昨年策定されたのを契機に、関連学会が表現を検討した。
主な変更点として、患者や家族に配慮して「障害」を「症」に言い換えた。
「障害」の表現が、症状が回復しないとの誤解を与えるためだ。

物事に集中できないなどの症状がある注意欠陥多動性障害(ADHD)は「注意欠如・多動症」に、急に動悸(どうき)などに襲われるパニック障害は「パニック症」、拒食症も「神経性やせ症」、読み書きなどが難しい学習障害は「学習症」に変更した。
身体的な性別と、心理的な性別が一致せず、強い違和感に苦しむ性同一性障害では「障害」との表現に、患者の間で異論が多いことに配慮した。
一方、「今後研究するための病態」として「カフェイン使用障害」「インターネットゲーム障害」などを盛り込んだ。【中西拓司】

◇変更された主な精神疾患名

 アルコール依存症→アルコール使用障害

 パニック障害→パニック症

 神経性無食欲症(拒食症)→神経性やせ症

 性同一性障害→性別違和

 言語障害→言語症

 注意欠陥多動性障害(ADHD)→注意欠如・多動症

 アスペルガー症候群、自閉症→自閉スペクトラム症

<引用終了>

今年の教採には必須の情報ですね!!

養護教諭や保健体育教師、特別支援教育に携わる方には、必須中の必須の情報となります!!

皆さん、しっかりチェックしておいてくださいね!!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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