これからの2カ月弱で教採合格を決める方法とは??

教員採用試験の1次試験まで2カ月弱となりましたね。

教採を受験する皆さんは、準備と演習に打ち込んでいらっしゃることと思います。

さて、あと2カ月弱だからこそ、これからの学習法について少しアドバイスしますね。

これから2ヶ月弱、何をする必要があるのでしょうか?

どうしてもやる必要があるのは次の5つです。

1. 自分の現状(現在の力)を客観的に知ること。
2. 自分の弱点(学習が行き届いていないところ)を客観的に把握すること。
3. 試験範囲の全体を速習すること。
4. 専門教養の準備状況を客観的に把握すること。
5. 専門教養で良質の参考書や問題集を1冊か2冊やりきること。

可能であれば、これらはすべてコンサルティング方式で、教員採用試験のことが良く分かっている人と話しながら詰めていく必要があります。

順番にお話ししますね。

1. 自分の現状(現在の力)を客観的に知ること。

いま自分の準備状況がどういう段階にあるのか、合格水準にどのくらい近付いているのかを客観的に判断する必要があります。大手予備校さんがやっている模擬試験などを受けてみるのも良い方法のひとつですが、それよりも、教採講座などの指導者に自分がいままでやってきたことを正直に話して、何が足りないのか、何ができていないのかを客観的に把握していくことが必要です。

2. 自分の弱点(学習が行き届いていないところ)を客観的に把握すること。

誰にでも弱点はあります。まだ学習し終えていないところもあります。しかし、それが致命的になるような重要な部分である場合には、ただちにテコ入れをすることが重要です。受験者が自分で勝手に「~は捨てる」などと判断したら、不合格へ一直線です。捨ててもよいものと捨ててはいけないものがあります。捨ててはいけないものは、すぐに補強していく必要があります。しかも迅速にです。このあたりも経験を積んだ人のアドバイスをもらえるといいですよね。

3. 試験範囲の全体を速習すること。

教採の1次試験という試験範囲の全体を見渡して、もう一度、全体を速習することが必要です。これまでの勉強は、比較的、部分部分を積み上げてきた学習ではなかったでしょうか? 部分ごとに学んできたことを一度、全体としてまとめ上げる必要があります。これをどのような形でまとめ上げるかも、自分の現状を基に適切に決めていく必要があります。

4.専門教養の準備状況を客観的に把握すること。

やっているつもりでも漏れが多いのが専門教養です。自分のこれまでの学習を振り返って、自分はどれだけの分野を押さえたのか、どれだけの内容を理解したのか、どんな問題が解けて、どんな問題に弱いのかをピンポイントで理解する必要があります。これも一般論ではなく、あなたの今の状況はどうなっているのかを見極めていかなければなりません。やはり、誰か教採に詳しい人と相談する必要がありますね。

5. 専門教養で良質の参考書や問題集を1冊か2冊やりきること。

専門教養の総仕上げで重要なことは、良質の参考書や問題集を1冊か2冊やりきることです。どの本がいいかを適切に見極めるのが合格につながる勉強のポイントです。自分の現状を見極めて最も効果的なものを選んでその1冊か2冊を1ヶ月程度でやりきる必要がありますね。

私は、今週末の集団講座で、45分くらいの時間をとって、上記の5つのコンサルティングをしようと思っています。集団講座ですが、受講生数は一クラス当たり、数人から10人強くらいなので、それぞれの志望と現状を把握しながら、効果的なアドバイスができそうです。また、集団でコンサルティングをすると、他者へのアドバイスも、自分に取り込むこともできて、効果は倍増しますよね。

受験講座は、このコンサルティング機能がハイレベルかどうかが合否を分ける決め手になります。ただ、知識だけを講義や配布プリントで伝授するだけでは、受講生の多くを合格に導くことはできません。

レクチャーや配布資料は所詮は、一般化したものです。確かに、学習には一般化した教材は便利なのですが、結局、最後は、一人一人の受験者が何をすべきなのか、何をどういう順番で、どう学ぶべきなのかのコンサルティングを提供する必要があります。そして、これが合格を決めます。

このコンサルティングは、教採前2カ月弱くらい前が、最もその効果を発揮します。これまで自分が学び積み上げてきたものを振り返り、自分の現状と、合格までの距離をかなりの精度で測定し、その距離を縮める戦略と戦術を立てるには、このくらいの切迫したタイミングがちょうどよいのです。

私は、このコンサルティングをそれぞれの受講生の現状に合う形でしっかりと行い、これからの2カ月弱を最大限に使って、合格に直結する勉強をしていただくようにアドバイスします。これまで、どれだけ勉強していても、最後の1~2カ月の勉強法を間違えると、合格をみすみす逃してしまうことになります。

合格を逃してしまうのか、それとも、これからの2カ月弱を「黄金の2カ月弱」にするのか、これが天下分け目といってもいいくらいの頑張りどころです。私は、「黄金の2カ月弱」にするための知恵と工夫、戦略と戦術を受講生全員にコンサルティングしたいと考えています。

私の講座を取っていない受験者の方々も、ご自身の現状と、これからの2カ月弱で何をするのかの戦略づくり、戦術づくり、メニュー作りをしてみてくださいね。

それをするかどうかで、合否が本当に決まってしまいますから!!

受講生の皆さんは、今週末の講座で、しっかりコンサルティングしますね!!
お楽しみに!!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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