皆さん、「こどもの日」って、何を祝う日かご存知ですか?
もちろん、子どもの幸せを祝い願う日に決まってるでしょ!と思った方、実は、必ずしもそれだけではありません。日本の祝日は、「国民の祝日に関する法律」で決まっているのですが、そこに、それぞれの祝日の意義が書いてあります。
「こどもの日」のところを見てみると、次のように書かれています。
「こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」
最初の「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる」は当然としても、次の「母に感謝する」はちょっと考えさせられますね。母であって、両親ではないのですね。父には感謝しないくてよいのかな?なんて、イジワルな読み方をしてしまいます(笑)。
でも、「母は強し」ですから、こうなっているかもしれませんね。
ちなみに他の祝日も面白い意義を持っているものがあります。春分の日と秋分の日です。春分の日と秋分の日は、なぜ、祝日になっているかご存知ですか? 春が来たから? 秋になったから? 違いますよね。昼と夜の時間の長さが同じ日だから? それでは、祝日にはなりませんよね。
また、先程の法律を読んでみると、次のように書かれています。
「春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。」
「秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。」
なるほど。春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日で、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ」日なのですね。
案外、こういうのは知らない人が多いですよね。
ちなみに文化の日(11月3日)の意義とは、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日なのだそうです。今年の11月3日には何をしたらいいのだろうか?と本気で考えしまいました(笑)。
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
コメントはまだありません